Amazon Lightsail でバケットのプランを変更する
最終更新日: 2021 年 7 月 14 日
Amazon Lightsail オブジェクトストレージサービスでは、バケットのストレージプランによって、月額コスト、ストレージクォータ、およびデータ転送クォータが変わります。バケットのストレージプランは、毎月の AWS 請求サイクル中で 1 回のみ変更可能です。バケットのストレージプランを変更すると、ストレージおよびネットワーク転送クォータがリセットされます。ただし、以前のストレージプランを使用して発生したストレージ容量とデータ転送超過料金は対象外となります。
バケットのストレージプランがストレージまたはデータ転送クォータを一貫して上回っている場合、またはバケットの使用量が一貫してクォータを下回っている場合は、バケットのストレージプランを変更しましょう。バケットの使用量の変動が予測できない場合があるため、バケットのストレージプランは、短期的な月々のコスト削減策としてではなく、長期的な戦略としてのみ変更をすることをお勧めします。長期間バケットに十分なストレージ容量とデータ転送クォータを提供するストレージプランを選択しましょう。
バケットの詳細についてはAmazon Lightsail のオブジェクトストレージを参照してください。
Lightsail コンソールを使ってバケットのストレージプランを変更する
Lightsail コンソールを使ってバケットのストレージプランを変更するには、以下の手順を実行します。
Lightsail コンソールにサインインします。
Lightsail のホームページで [ストレージ] タブを選択します。
プランを変更するバケットの名前を選択します。
バケット管理ページで メトリクス タブを選択します。
ストレージプランを変更するを選択します。
表示される確認プロンプトで、はい、変更しますを選択して、バケットのストレージプランの変更を続行します。それ以外の場合は、[キャンセル] を選択します。
使用したいプランを選択し、プラン選択を選択します。
表示される確認プロンプトで、はい、適用しますを選択してバケットの変更を適用するか、いいえ、戻るを選択して適用をしないようにします。
AWS CLI を使ってバケットのストレージプランを変更する
AWS Command Line Interface (AWS CLI) を使用してバケットのプランを変更するには、以下の手順を実行します。これを行うには、update-bucket-bundle
コマンドを使用します。API において「バケットストレージプラン」は「バケットバンドル」と表記されるのでご注意ください。詳細については、AWS CLI コマンドリファレンスのバケットバンドルのアップデートを参照してください。
注意
この手順を続行する前に、 AWS CLI をインストールして、Lightsail および Amazon S3 用に設定する必要があります。詳細については、AWS コマンドラインインターフェイスを Amazon Lightsail で動作させるための設定を参照してください。
コマンドプロンプトまたはターミナルウィンドウを開きます。
バケットのプランを変更するには、以下のコマンドを入力します。
aws lightsail update-bucket-bundle --bucket-name BucketName --bundle-id BundleID
コマンドで、以下のサンプルテキストを独自のテキストに置き換えます。
BucketName - 変更したいストレージプランのバケットの名前
BundleId - 適用したいバケットの新しいバケットバンドルの ID。
get-bucket-bundles
コマンドを使用して、使用可能なバケットバンドルとその ID を一覧表示します。詳細については、AWS CLI コマンドリファレンスのバケットバンドルの取得を参照してください。
例:
aws lightsail update-bucket-bundle --bucket-name DOC-EXAMPLE-BUCKET --bundle-id medium_1_0
次の例に示すような結果が表示されます。
Lightsail でのバケットとオブジェクトの管理
Lightsail オブジェクトストレージバケットを管理するための一般的なステップは次のとおりです。
Amazon Lightsail オブジェクトストレージサービスのオブジェクトとバケットについて説明します。詳細については、「Amazon Lightsail のオブジェクトストレージ」を参照してください。
Amazon Lightsail でバケットに付けることができる名前について説明します。詳細については、「Amazon Lightsail のバケットの命名規則」を参照してください。
バケットを作成することにより、Lightsail オブジェクトストレージサービスの使用を開始します。詳細については、「Amazon Lightsail でのバケットの作成」を参照してください。
バケットのセキュリティに関するベストプラクティスと、バケットに対して設定できるアクセス許可について説明します。バケットのすべてのオブジェクトをパブリックまたはプライベートにすることも、個別のオブジェクトをパブリックにすることもできます。また、アクセスキーを作成し、バケットにインスタンスをアタッチし、他の AWS アカウントへのアクセスを許可して、バケットへのアクセスを許可することもできます。詳細については、「Amazon Lightsail オブジェクトストレージのセキュリティのベストプラクティス」と「Amazon Lightsail のバケットアクセス許可について」を参照してください。
バケットのアクセス許可について学習したら、次のガイドを参照してバケットへのアクセスを許可します。
バケットのアクセスログ記録を有効にする方法と、アクセスログを使用してバケットのセキュリティを監査する方法について説明します。詳細については、以下のガイドを参照してください。
Lightsail のバケットの管理をユーザーに許可する IAM ポリシーを作成します。詳細については、「Amazon Lightsail のバケットを管理する IAM ポリシー」を参照してください。
バケットのオブジェクトのラベル付けと識別方法について説明します。詳細については、「Amazon Lightsail のオブジェクトのキー名について」を参照してください。
バケットでファイルをアップロードする方法と、オブジェクトを管理する方法について説明します。詳細については、以下のガイドを参照してください。
オブジェクトのバージョニングを有効にして、バケットに保存されたあらゆるオブジェクトのあらゆるバージョンを保存、取得、復元することができます。詳細については、「Amazon Lightsail のバケットでのオブジェクトのバージョニングの有効化と一時停止」を参照してください。
オブジェクトのバージョニングを有効にすると、バケットのオブジェクトの以前のバージョンを復元できるようになります。詳細については、「Amazon Lightsail のバケットのオブジェクトの以前のバージョンの復元」を参照してください。
バケットの使用率をモニタリングします。詳細については、「Amazon Lightsail のバケットのメトリクスの表示」を参照してください。
バケットの使用率がしきい値を超えたときにバケットメトリクスが通知されるようにアラームを設定します。詳細については、「Amazon Lightsail のバケットメトリクスアラームの作成」を参照してください。
ストレージおよびネットワーク転送で不足している場合は、バケットのストレージプランを変更します。詳細については、「Amazon Lightsail のバケットのプランを変更する」を参照してください。
バケットを他のリソースに接続する方法について説明します。詳細については、以下のチュートリアルを参照してください。
バケットを使用しなくなった場合は、バケットを削除します。詳細については、「Amazon Lightsail のバケットの削除」を参照してください。