Lightsail のスナップショットを Amazon EC2 にエクスポートする方法 - Amazon Lightsail

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Lightsail のスナップショットを Amazon EC2 にエクスポートする方法

Amazon Lightsail インスタンスおよびブロックストレージディスクのスナップショットを Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) にエクスポートできます。Lightsail インスタンスのスナップショットをエクスポートすると、Amazon マシンイメージ (AMI) および Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) のスナップショットが Amazon EC2 に作成されます。これは、Lightsail インスタンスはイメージとシステムディスクで構成されていますが、Lightsail コンソールでは、これらが 1 つのインスタンスエンティティとしてまとめられ、管理が効率化されるためです。スナップショットの作成時に、ソースの Lightsail インスタンスに 1 つ以上のブロックストレージディスクがアタッチされている場合、アタッチされているディスクごとに追加の EBS スナップショットが Amazon EC2 に作成されます。

Lightsail のブロックストレージディスクのスナップショットをエクスポートすると、1 つの EBS スナップショットが Amazon EC2 に作成されます。Amazon EC2 のすべてのエクスポートしたリソースには、Lightsail の対応するリソースとは異なる独自の一意な識別子が割り当てられます。

このガイドでは、Lightsail スナップショットをエクスポートする方法、エクスポートのステータスを追跡する方法、およびエクスポートしたスナップショットを Amazon EC2 で (AMI、EBS スナップショット、またはその両方として) 利用可能にした後のステップについて説明します。

重要

このガイドの手順を実行する前に、Lightsail のエクスポートプロセスを再確認することをお勧めします。詳細については、「スナップショットを Amazon EC2 にエクスポートする」を参照してください。

目次

Lightsail スナップショットをエクスポートするために必要なサービスにリンクされたロールおよび IAM アクセス許可

Lightsail では、AWS Identity and Access Management (IAM) サービスにリンクされたロール (SLR) を使用してスナップショットを Amazon EC2 にエクスポートします。SLR の詳細については、「サービスにリンクされたロール」を参照してください。

スナップショットのエクスポートを実行するユーザーによっては、必要に応じて以下の追加のアクセス許可を IAM で設定します。

  • Amazon アカウントのルートユーザーがエクスポートを実行する場合は、このガイドの「前提条件」セクションに進みます。アカウントルートユーザーは、スナップショットのエクスポートを実行するために必要なアクセス許可をすでに持っています。

  • IAM ユーザーがエクスポートを実行する場合は、AWS アカウント管理者が以下のポリシーをユーザーに追加する必要があります。ユーザーのアクセス権限を変更する方法については、IAM ドキュメント内の「IAM ユーザーのアクセス権限の変更」を参照してください。

    { "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": "iam:CreateServiceLinkedRole", "Resource": "arn:aws:iam::*:role/aws-service-role/lightsail.amazonaws.com/AWSServiceRoleForLightsail*", "Condition": {"StringLike": {"iam:AWSServiceName": "lightsail.amazonaws.com"}} }, { "Effect": "Allow", "Action": "iam:PutRolePolicy", "Resource": "arn:aws:iam::*:role/aws-service-role/lightsail.amazonaws.com/AWSServiceRoleForLightsail*" } ] }

前提条件

Amazon EC2 にエクスポートする Lightsail インスタンスまたはブロックストレージディスクのスナップショットを作成します。詳細については、以下のいずれかのガイドを参照してください。

Amazon EC2 に Lightsail スナップショットをエクスポートする

スナップショットを Amazon EC2 にエクスポートする最も効率的な方法は、Lightsail コンソールを使用することです。スナップショットをエクスポートするには、Lightsail API、AWS Command Line Interface (AWS CLI)、または SDK を使用することもできます。詳細については、Lightsail API ドキュメントの「ExportSnapshot オペレーション」または AWS CLI ドキュメントの「export-snapshot コマンド」を参照してください。

注記

スナップショットは、同じ Lightsail の AWS リージョン から Amazon EC2 へとエクスポートされます。スナップショットを別のリージョンにエクスポートするには、まず Lightsail でスナップショットを別のリージョンにコピーしてからエクスポートを実行します。詳細については、「1 つの AWS リージョン から別のリージョンにスナップショットをコピーする」を参照してください。

Amazon EC2 に Lightsail スナップショットをエクスポートする
  1. Lightsail コンソールにサインインします。

  2. Lightsail のホームページで [スナップショット] タブを選択します。

  3. エクスポートするインスタンスまたはブロックストレージディスクを見つけてノードを展開し、そのリソースの使用可能なスナップショットを表示します。

  4. 目的のスナップショットの [アクション] メニューを選択し、[Amazon EC2 にエクスポート] を選択します。

    
            Lightsail コンソールでスナップショットをエクスポートする。
    注記

    現時点では、cPanel & WHM、Django、および Ghost インスタンスのスナップショットを Amazon EC2 にエクスポートすることはできません。

  5. プロンプトに表示される重要な詳細情報を確認します。

  6. Amazon EC2 にエクスポートすることに同意する場合は、[はい、続行します] を選択してプロセスを開始します。

    エクスポートプロセスは時間がかかる場合があります。所要時間は、ソースのインスタンスやブロックストレージディスクのサイズと設定に応じて異なります。このガイドの「エクスポートのステータスを追跡する」セクションに進み、エクスポートのステータスを追跡します。

タスクのステータスを追跡する

Lightsail コンソールのタスクモニターを使用して、エクスポートのステータスを追跡します。タスクモニターには、Lightsail コンソールの各ページで上部のナビゲーションペインからアクセスできます。詳細については、「タスクモニター」を参照してください。

タスクモニターには、スナップショットのエクスポートに関する以下の情報が表示されます。


        Lightsail コンソールのタスクモニター。
  • Snapshot name (スナップショット名) – ソースの Lightsail スナップショットの名前。

  • Export started (エクスポートの開始日時) – スナップショットのエクスポートが開始された日付と時刻。

  • Snapshot created (スナップショットの作成日時) – ソースの Lightsail スナップショットが作成された日付と時刻。

  • Source specs (ソースの仕様) – ソースの Lightsail インスタンスの仕様 (メモリ、処理、ストレージなど)。

  • Snapshot type (スナップショットのタイプ) – Lightsail スナップショットのタイプ。インスタンススナップショットまたはディスクスナップショットのいずれかになります。

タスクモニターには、完了したスナップショットのエクスポートに関する以下の情報が表示されます。

  • スナップショットが Amazon EC2 に正常にエクスポートされた場合は、[エクスポート済み] と表示されます。

  • 失敗 – スナップショットのエクスポート中に問題が発生した場合に表示されます。

スナップショットが正常にエクスポートされた場合は、完了したエクスポートに関する以下のオプションがタスクモニターに表示されます。

注記

ソースの Lightsail スナップショットが不要になった場合は、これを削除します。そうしないと、スナップショットの保存料金が発生します。