Lightsail で Plesk をセットアップして設定する - Amazon Lightsail
Plesk インスタンスの作成Plesk インスタンスのユーザー名とパスワードの設定

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Lightsail で Plesk をセットアップして設定する

Amazon Lightsail では、次の機能を持つ Plesk ホスティングスタックを作成できます。

  • グラフィカルユーザーインターフェイスでの自動化機能を備えた WordPress Toolkit

  • SSL 証明書での Let's Encrypt のサポートと、単一のインスタンスでの暗号化された (HTTPS) トラフィックの設定

  • インスタンス間でファイルを転送する FTP アクセス

  • Docker プロキシルール

  • ウェブベースのサーバー管理およびセキュリティツール (Plesk Firewall、Logs、ModSecurity)

このガイドでは、Lightsail で Plesk インスタンスを作成する方法と、ユーザー名とパスワードを作成して Plesk パネルに初めてサインインする方法について説明します。

重要

Plesk インスタンスの起動後に問題が発生した場合は、Plesk のサポートページにアクセスして、インスタンスにインストールする必要がある更新があるかどうかを確認します。詳細については、Plesk ヘルプセンターおよびPPA ドキュメントとヘルプポータルのPlesk アップデートを参照してください。

Plesk インスタンスの作成

Lightsail で Plesk インスタンスを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. https://lightsail.aws.amazon.com/ で Lightsail コンソールにサインインします。

  2. Lightsail ホーム画面の [インスタンス] タブで、[インスタンスの作成] を選択します。

  3. インスタンスを作成する場所を選択します。

    インスタンスの場所を変更する場合は、[AWS リージョン とアベイラビリティーゾーンの変更] を選択します。

  4. [アプリ + OS] で、[Plesk Hosting Stack on Ubuntu (Ubuntu の Plesk ホスティングスタック)] を選択します。

  5. インスタンスプランを選択します。

    注記

    Plesk は、月額 3.50 USD の Lightsail プランではサポートされていません。

  6. インスタンスの名前を入力します。

    リソース名:

    • Lightsail アカウントの各 AWS リージョン 内で一意である必要があります。

    • 2〜255 文字を使用する必要があります。

    • 先頭と末尾は英数字または数字を使用する必要があります。

    • 英数字、数字、ピリオド、ダッシュ、アンダースコアを使用することができます。

  7. 以下のいずれかのオプションを選択して、インスタンスにタグを追加します。

    • [Add key-only tags] (キーのみのタグを追加) または [Edit key-only tags] (キーのみのタグを編集) (タグが追加済みの場合)を追加。タグキーのテキストボックスに新しいタグを入力し、Enter キーを押します。タグの入力を完了したら、[保存] を選択してタグを追加し、追加しない場合は、[キャンセル] を選択します。

      Lightsail コンソールのキーのみのタグ。

    • [key-value タグの作成] から [キー] テキストボックスにキーを入力し、[値] テキストボックスに値を入力します。タグの入力を完了したら、[保存] を選択し、追加しない場合は、[キャンセル] を選択します。

      キーバリューのタグは、保存する際に一つずつ追加することができます。さらに key-value タグを追加するには、以上のステップを繰り返します。

      Lightsail コンソールの key-value タグ。
    注記

    「キーのみ」のタグと「キーバリュー」のタグの詳細については、「タグ」を参照してください。

  8. [インスタンスの作成] を選択します。

    インスタンスをプロビジョニングし、作成後に使用可能になるまでに数分かかります。

    注記

    Amazon Lightsail でウェブホスティングに Plesk を使用する場合、静的 IP アドレスをインスタンスにアタッチする必要があります。静的 IP をアタッチした場合、初めてログインする前に Lightsail でインスタンスを再起動する必要があります。

Plesk インスタンスのユーザー名とパスワードの設定

Plesk インスタンスのユーザー名とパスワードを設定し、初めて Plesk パネルにサインインするには、以下の手順を実行します。

  1. Lightsail ホームページの [Instances (インスタンス)] タブで、設定する Plesk インスタンスの SSH クイック接続アイコンを選択します。

    Amazon Lightsail インスタンスで Plesk に接続する

  2. 次のコマンドを入力します。

    sudo plesk login | grep -v internal:8

    次の例のような結果が表示されます。

    Plesk インスタンスの 1 回限りのサインイン。
    重要

    最近 Plesk インスタンスに静的 IP をアタッチした場合、古いパブリック IP アドレスを使用するワンタイムログイン URL を取得することがあります。インスタンスを再起動し、上のコマンドを再度実行して、新しい静的 IP アドレスを使用するワンタイムログイン URL を取得してください。

  3. ブラウザベースの SSH ウィンドウに表示される URL をハイライトし、クリップボードのアイコンを選択して、URL をローカルのクリップボードにコピーします。

    ウェブベースの SSH セッションのクリップボード。

  4. 新しいブラウザウィンドウを開き、コピーした URL を参照します。

    接続がプライベートではないか、セキュリティで保護されていないか、またはセキュリティ上のリスクがあることを示すブラウザの警告が表示されることがあります。これは、Plesk インスタンスに SSL/TLS 証明書がまだ適用されていない場合に発生します。プロンプトは、使用するブラウザによって次の例に示されているものとは異なる場合があります。

    プライベート接続のための Chrome の警告。

  5. 使用するブラウザに応じて、次のいずれかの手順を実行します。

    • Chrome — [Advanced (詳細設定)] を選択し、[Proceed (続行)] を選択して Plesk の設定ページに進みます。

    • Edge — [Details (詳細)] を選択し、[Go on to the webpage (Not recommended) (ウェブページへ移動 (非推奨))] を選択して Plesk の設定ページに進みます。

    • Firefox — [Advanced (詳細情報)] を選択し、 [Accept the Risk and Continue (危険性を承知で続行)] を選択して Plesk の設定ページに進みます。

    • Internet Explorer — [ More information (詳細情報)] を選択し、[Go on to the webpage (Not recommended) (ウェブページへ移動 (非推奨))] を選択して Plesk の設定ページに進みます。

  6. 担当者名、メールアドレス、パスワードを入力します。

    このページでは、別の連絡先を使用する場合、デフォルトの admin の担当者名を変更できます。ただし、これは表示名にすぎません。Plesk にサインインするためのユーザー名はその後も admin になります。

    Plesk のユーザー名とパスワードの設定。

  7. エンドユーザー使用許諾契約に同意したことを確認し、 [Enter Plesk (Plesk にアクセスする)] を選択します。

    成功すると、Plesk パネルにサインインされ、そこでドメインを追加して、ウェブサイトの管理を開始できるようになります。

    Plesk パネル。

後で再度サインインする必要がある場合は、https://PublicIPAddress:8443 に移動します 。PublicIPAddress は、インスタンスのパブリック IP アドレスまたは静的 IP アドレスに置き換えます。例えば、https://192.0.2.0/:8443 です。次に、前に作成したユーザー名とパスワードを入力して Plesk パネルにサインインします。

Plesk の使用の詳細については、Plesk ドキュメントとヘルプポータルの「Plesk のウェブサイト管理の開始」を参照してください。